牛糞、豚糞、鶏糞、汚泥、生ゴミ等の醗酵促進を目的として開発された商品です。原材料はすべて天然物資材を活用しておりますので、安心してご利用頂くことができます。この発酵補助資材には、微生物の増殖を助ける栄養素を酵母、および有用菌類を調合して畜糞の臭気を抑制しつつ醗酵を促進させる効果をもたせました。
アウトバーンFを使用する事により、切り返し時、堆肥が白っぽく見られるようになり、堆肥化が促進されている良好な状態となります。良好な堆肥醗酵はハエの抑制や臭気の軽減につながり作業能率もあがります。
堆肥舎での使用は畜糞1トンあたり3~5kgを、そのまま、または米ぬかで2倍に増量し表面散布してください。すぐに混合撹拌しても良いし、切り返し時の撹拌でもかまいません。オガ床養豚での醗酵床に散布しても的確な効果が得られます。またブロイラー、種鶏舎の床への散布にも、臭気、床発酵の改善になります。アウトバーンFを動物が食べても問題はありません。
発酵の良し悪しは、微生物、水分、空気、炭素/窒素比で決まります。畜糞の場合は水分含量に大きく左右されますので、発酵に際してはその含水率を60~70%を目安にします。もし、水分が80%以上でしたら、醗酵乾燥済みの戻し堆肥、わら、オガクズ等の比重の軽い素材で水分調整を行なうと、醗酵状態が格段に良くなります。この際米ぬかで増量したアウトバーンFを同時に混ぜるとさらに効果的です。水分80%以上の状態とは、水分が底部から流出してきたり、山積み出来ない状態です。
醗酵装置がなく、ただ堆積されている状態では通気が悪く、嫌気醗酵になりやすいため、微生物による分解が遅くなりがちです。
そうした条件下でも、微生物の増殖を最大限に発揮させ、堆肥醗酵がよりスムーズにおこなわれるように、また、臭気を極力抑制させるように種々調合し、ここにアウトバーンFとして誕生させました。
牛、豚、鶏舎等での臭気対策では、糞床にそのまま薄く表面散布することで臭気を抑制し、しかも含有する微生物及び発酵補助資材が発酵時での堆肥化を促進します。
堆肥、汚泥、生ごみ等にも表面全体に薄く散布しておくことで臭気、ハエ、ウジなどの発生を抑制します。
皆様の、ご期待に答える発酵補助資材として自信をもってお勧めいたします。